部活の大会前で忙しい親子の悩み
部活忙しい子ほど集中して勉強できる?
ここで、イギリスの歴史学者、シリル・ノースコート・パーキンソンが提唱したある法則を紹介します。
たとえば、宿題に使える時間が3時間あると、途中で休憩したり、別のことを始めたりして、3時間いっぱい使ってしまうことがあります。
一方、「部活に行くまでの30分だけ」と時間を区切ると、取り組む内容を絞りやすくなります。
すべての子どもに当てはまるわけではありませんが、時間を短く区切ることは、勉強を始めるきっかけづくりに役立ちます。
適度な緊張が集中につながる?心理学から考える勉強法
ヤーキーズ・ドットソンの法則は、緊張や興奮の程度とパフォーマンスの関係を説明する考え方です。
緊張感がまったくない状態では、気が緩んで集中しにくいことがあります。一方で、緊張が強すぎても、焦りや不安によって考えにくくなる場合があります。
つまり、大切なのは「少し急がなければ」という適度な緊張感です。
※ただし、集中しやすい状態には個人差があり、難しい問題に取り組むときは、落ち着ける環境を整えることも必要です。
部活の厳しい練習に集中して取り組めている中学生は、すでに「集中力のスイッチ」の入れ方を知っているはずです!
部活と勉強を両立するためにも、そのスイッチを勉強に応用してみてください。
部活で忙しい中学生におすすめの「10分アウトプット学習」
テスト本番みたいな緊張感を意図的に作ることで、部活で培った集中力を一気に勉強に向けることができます。
部活で忙しい中学生にとって、何時間も机に向かう必要はありません。
大事なのは「短い時間でいかに集中して、問題を解く(アウトプットする)か」です。
これを意識するだけで、部活と勉強の両立はグッと楽に、そしてテストの点数や成績アップにも繋がりやすくなるはずです!
例えば、次のような学習を試してみてください。
- 数学の問題を1~2問解く
- 英単語のテストをしてみる
- 理科や社会の重要語句をテストしてみる
- 今日習った問題を、もう一度自力で解いてみる
答えられなかった問題があっても、失敗ではありません。「覚えていない部分が分かった」と考え、解説を確認してから、後でもう一度挑戦しましょう。
まとめ:部活と勉強を両立するための3つのポイント
部活と勉強を両立するために、長時間の勉強を毎日続ける必要はありません。
まずは、次の3つを意識してみましょう!
- 「夕飯までの10分」など、時間を区切る
- 教科書を眺めるだけでなく、問題を解いて思い出す
- できなかった問題を、後でもう一度解き直す
忙しい日は1問だけでも構いません。短時間でも、実際に答えを出す学習を積み重ねてみてください。
提供・運営:
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FAQ
部活で忙しい中学生は、毎日どのくらい勉強すればよいですか?
忙しい日は、まず10分程度から始めて構いません。大切なのは、長時間勉強することよりも、短い時間でも継続することです。「部活に行く前に数学を1問解く」など、時間と内容を具体的に決めると取り組みやすくなります。
部活と勉強を両立するためのコツは何ですか?
勉強時間を短く区切り、取り組む内容をあらかじめ決めておくことです。「30分勉強する」ではなく、「英単語を10個確認する」「数学を2問解く」のように、終わりが分かる目標にすると始めやすくなります。
短時間の勉強でも効果はありますか?
短時間でも、問題を解く、覚えた内容を思い出すなどのアウトプットを行えば、学習を進められます。ただし、1回だけで終わらせず、間違えた問題を後日もう一度解くことが大切です。
アウトプット学習とは何ですか?
アウトプット学習とは、読んだり聞いたりするだけでなく、問題を解く、答えを書く、自分の言葉で説明するなど、覚えた知識を実際に使う学習方法です。理解できていない部分を確認しやすいというメリットがあります。
部活で疲れて勉強できない日はどうすればよいですか?
無理に長時間取り組まず、英単語を5つ覚える、問題を1問だけ解くなど、負担の少ない内容にしましょう。疲れが強い日は睡眠を優先し、翌日に短時間の学習を再開することも大切です。
■ 研究・調査出典
・Cyril N. Parkinson(1958)
『Parkinson’s Law: The Pursuit of Progress (パーキンソンの法則:進歩の追求)』
※パーキンソンの法則は、時間の使い方を説明する考え方として紹介しています。学習効果を直接検証した研究結果ではありません。
・Robert M. Yerkes/ John D. Dodson(1908)
『The relation of strength of stimulus to rapidity of habit-formation(刺激の強さと習慣形成の早さの関係)』
※ヤーキーズ・ドットソンの法則は、もともと動物実験から提唱されたものであり、人の学習への当てはまり方には個人差や課題による違いがあります。








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