勉強法

【中学英語】定期テスト2週間前からの勉強法|単語・文法の学習スケジュール

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定期テストまであと2週間。中学生の英語は、単語も文法も「やったはず」なのに、いざテストになると手が止まってしまう…そんな声をよく耳にします。

定期テスト2週間前からの英語は、単語と文法を一度に詰め込むのではなく、「覚える→解く→間違えたところに戻る」を日を空けて繰り返すのがポイントです。

特に、「単語帳を見ればわかるのに書けない」「文法は勉強したはずなのに問題になると解けない」という中学生は、勉強時間だけでなく復習のタイミングと方法を見直してみましょう。

この記事では、定期テスト2週間前から前日までを、英単語・英文法に分けて具体的なスケジュールで紹介します。

今日は、エブリ・ポココ・ドスターの3人と一緒に見ていきましょう。

英語を勉強したのにテストで書けないのはなぜ?

ねえドスター、うちの子、単語帳も文法プリントも一通りやったはずなんだけど、この前の小テストでボロボロだったんだよね…。 

ちゃんと覚えたつもりだったんだけどなあ。単語見たら「あ、知ってる!」って思うのに、いざ書こうとすると出てこないんだよね。 

本人は「勉強した」って言うし、実際机には向かってたと思うんだよ。でもテストになると点数につながらない…これって英語が苦手な中学生のあるあるなのかな。 

うん、それすごくよくある悩みなんだ。 

中学生の英語でつまずくパターンとして多いのが、「覚えた”つもり”」でテストに臨んでしまうケース。
実はこれ、テスト勉強のやり方そのものに理由があるかもしれません。

英単語・英文法は「まとめて詰め込む」より間隔を空けて復習する

勉強のやり方…? ちゃんと机に向かって、単語帳も何周もしてたはずなんだけどな。 

それ、もしかして「テスト前の数日に英単語も文法もまとめて勉強する」みたいなやり方になってない? 

あ、それやってる! テスト前日とかに単語帳と文法をまとめて見返す感じ。 

実はそのやり方、短期的には「わかった気」になりやすいんだけど、記憶の定着という点では少しもったいないという報告があるんだ。

アメリカのカリフォルニア大学サンディエゴ校などの心理学者Cepedaらが2006年に発表した研究では、同じ内容を一度に集中して学習するよりも、時間の間隔を空けて繰り返し学習したほうが、記憶に残りやすい傾向が見られたと報告されています。

へえ…! つまり「詰め込み」より「間隔を空けて繰り返す」ほうがいいってこと? 

そういう傾向が見られている、ということだね。

もちろん個人差はあるから「絶対」とは言えないのですが、単語など、覚えた内容を後から思い出す必要がある学習では、こうした「間隔を空けて復習する」という考え方を取り入れることができます。

中学英語|定期テスト2週間前からの勉強スケジュール

じゃあ、テスト2週間前からどうすればいいの? 

単語も文法も覚える内容が多岐にわたるから、順番を決めて交互に進めていくのがおすすめだよ。例えば、こんな流れはどうかな。 

ここからは、こうした「間隔を空けて復習する」「実際に解いて確かめる」という考え方をもとに、学習塾で中学生の学習を支援してきた経験も踏まえながら、2週間の進め方の一例を紹介します。


■14~7日前|テスト範囲を確認して単語・文法の弱点を見つける

★14日前
まずテスト範囲の確認から。単語はどこからどこまで出るか、文法事項は何を習ったか、教科書やワークでチェックする 。

★13〜11日前
単語を一通りインプット。最初は「読み」と「意味」がわかればOKレベルでどんどん進める。

★10日前
文法の総復習をスタート。教科書のインプットから入らず、まずワークを解いてみて、解けなかった問題を優先的に教科書やワークに戻って覚え直す 。

★9〜7日前
単語を「意味がわかる」から「自分で書ける」レベルに引き上げる。
1週間前までに単語をひと通りマスターしておく! 

■6~4日前|間違えた文法問題を解き直す

文法をもう一度復習。ただし全部やり直すのではなく、10日前の段階で間違えた問題に絞って解き直す

■3日前~前日|単語・文法の「できない」を最終確認する

単語・文法の総復習。最後の総仕上げとして、これまで間違えたところを中心に覚え直し・解き直しをする 


なるほど、単語と文法を同時にやるんじゃなくて、時期によってメインを変えるのね。しかも文法は「いきなり覚える」じゃなくて「まず解いてみて、間違えたところを覚え直す」なんだ。 

文法、最初から丸暗記しようとすると量が多くてしんどかったから、まずは間違えたところからでいいってことか。ちょっと気が楽かも。 

単語は「読み→意味→書き」って段階を踏んで負荷を上げていくし、文法は「一度解いてみて、間違えた部分を解き直す」ってやり方だよね。こうして、同じ学習内容に日を空けながら繰り返し取り組むことで、「間隔学習」の考え方を取り入れているんだ。

また、10日前に間違えた問題を6〜4日前にもう一度解き直して、それでも残った部分を3〜1日前にさらに解き直す。この繰り返しも記憶の定着につながると考えられています。
ぜひ試してみてください。

英語のテスト勉強は「見る」だけで終わらせない

あと、単語や文法が身についたかどうかを確認するときって、ただ眺めるだけでいいのかな? 

そこも大事なポイントだね。答えを見直すだけでなく、いったん答えを隠して思い出したり、実際に問題を解いたりすることも、学習内容を定着させるうえで役立つと考えられているよ。

学習した内容を自分で思い出そうとする方法は「検索練習(retrieval practice)」と呼ばれています。研究では、学習した内容をもう一度読むだけでなく、自分で思い出す機会を設けることが、その後の記憶保持に役立つことが報告されています。

だから今回のスケジュールでも、単語なら「見ればわかる」で終わらず日本語や英語を隠して答えてみる。文法なら解説を読むだけでなく、一度自分で問題を解いてみる。そうして「できるかどうか」を確かめる時間を入れています。

9〜7日前の「書き」の練習や、文法の「解いてみる→間違えた部分をやり直す」という流れ自体が、この「思い出しながら手を動かす」作業を自然に組み込んだ形になっているのです。

まとめ|英語は2週間で「覚える→解く→戻る」を繰り返そう

今までは「とにかく時間をかければ大丈夫」って思ってたけど、どう時間を配分するかのほうが大事なのかもね。 

次のテストは、最初の3日で単語をざっと覚えて、10日前から文法を解いてみて、間違えたところを何度か解き直すようにしてみる!

うん、それがいいと思う。2週間という期間があるからこそ、単語と文法の順番を分けつつ、間違えた部分に戻って繰り返す計画を立てやすいんだよね。

逆に言えば、直前の数日だけで単語も文法も一気にやろうとすると、この期間の使い方のメリットを活かしきれない可能性があります。

そっか…闇雲に詰め込むんじゃなくて、順番を決めればいいんだ。何から手をつけていいか分からなくて焦ってたけど、これなら一緒に付き合えそう。まずは今日、テスト範囲を確認して、2週間のスケジュールを一緒に組んでみようかな。

家庭学習の計画を立てるとき、「今日は何を、どのくらい進めたか」が親子で見えやすい状態にしておくと、こうした間隔学習のスケジュールも管理しやすくなります。日々の学習の記録が残る仕組みを取り入れてみるのも、ひとつの工夫かもしれません。 


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FAQ

中学英語のテスト勉強は何日前から始めればいい?

テスト範囲がわかっているなら、2週間前から始めると、単語や文法を一度に詰め込まず、間隔を空けながら復習する計画を立てやすくなります。

英単語は何日前までに覚える?

この記事では、1週間前までに一通り確認し、その後は間違えた単語を中心に繰り返す方法を紹介しています。

英単語は見るだけでもいい?

最初は読みや意味の確認から始めても構いませんが、テストで書く必要がある単語は、答えを隠して思い出したり、実際に書けるか確認したりしましょう。

英文法は教科書とワークのどちらから始める?

一度学習した範囲なら、まずワークなどの問題を解いて、できないところを確認してから教科書や解説に戻る方法があります。

英語はどのようなスケジュールでテスト勉強をしたらいい?

下記の2週間スケジュール表を参考にしてみてください。

時期英単語英文法
14日前テスト範囲を確認テスト範囲を確認
13~11日前読み・意味を確認——
10日前——問題を解いて弱点確認と復習
9~7日前書きを確認——
6~4日前——間違えた問題を解き直す
3日前~前日総復習(間違えたところを優先)総復習(間違えたところを優先)

■研究・参考文献

Cepeda, N. J., Pashler, H., Vul, E., Wixted, J. T., & Rohrer, D. (2006).
Distributed practice in verbal recall tasks: A review and quantitative synthesis. Psychological Bulletin, 132(3), 354–380.

Roediger, H. L., III, & Karpicke, J. D. (2006).
Test-enhanced learning: Taking memory tests improves long-term retention. Psychological Science, 17(3), 249–255.

記事監修者

記事監修者

上沼 真也

5,000名以上の中学生を指導した経験から、デジタルとアナログを掛け合わせた「自宅学習の最適解」を提唱。

ICT教育の専門家として中学生の学習の悩みに寄り添い、最短ルートで目標達成を支援する知見を発信します。